先日、まずは3000語~5000語の基礎的な単語を覚えましょうという話をしました。
たったの3000語と思うかもしれませんが、実はここに英語の難しさがあります。
1つめに同じ単語でも多彩な意味を持つ多義語があります。
(こういうものを句動詞(Phrasal Verbs)と呼びます。)
これらを考慮すると、たったの3000語と言えども、実に多くの派生があるということに気が付きます。
1つ1つの最小の単語レベルまで分解すれば確かに3000語かもしれません。
しかし実際問題として、それよりはるかに多くのパターンがあることを知っておく必要があります。
そんなに人生は甘くはないのです。
◆Bye系
もっともポピュラーなのは、誰もが知っている「good-bye(goodbye)」です。
(※正確には「good bye」のように空白を開けるのは誤り)
ですが、bye bye は子供っぽいので使わないほうがいいでしょう。
(フィリピンの先生はよく使いますが・・・)
goodbye=さようなら
日本語でも「さようなら」というとすごく堅苦しい気がしますよね?
英語でも同様で「goodbye」は永遠の別れか相当長い別れの時に使う傾向にあります。
なので、日常的な別れの言葉で最もよく使われるのは「bye」でしょう
Bye for nowというと、「今日のところは」というニュアンスが入ります。
◆Have a ~ 系
- Have a nice day.(良い1日をお過ごしください)
- Have a good day.(良い1日をお過ごしください)
これらのフレーズは夕方ぐらいまで使えます。
ランチの後であれば、
Have a good afternoon.(良い午後をお過ごしください)
という言い方もできます。
夕方以降は、
Have a good evening.(良い夕方をお過ごしください)
夜は、
Have a good night.(良い夜をお過ごしください)
のほうがいいでしょう。
あるいは、
Have a good rest of your day.(良い残りの1日をお過ごしください)
もよく使われます。
おっさんの先生方はこのフレーズをよく使っていました。
週末なら、
Have a nice weekend.(良い週末を)
もよく使いますね。
◆See you 系
またすぐに会うのに「さようなら」と言うのは・・・と思うなら「See you 系」の挨拶もあります。
「See you」の後に次に会う予定の日を入れればOKです。
- See you later.(じゃ、のちほど)
- See you tomorrow.(じゃ、明日)
- See you on Friday.(じゃ、金曜)
- See you next monday.(じゃ、来週の月曜)
- See you next week.(じゃ、来週)
◆その他
Take care.(お気をつけて)
おっさんは、大抵、「Bye」か「Take care」を使っています^^
日本人は自分から受話器を置きたがらないですよね。
これはケータイやスマフォ、スカイプでも同様です。
でも、オンライン英会話のレッスンの場合は引き延ばすのは迷惑です。
先生も次のレッスンがあるので早く切りたいと思っているのです。
失礼かな?と余計な心配をせずに、
「Thank you so much. Bye.」と手短かに挨拶するほうがきっと喜ばれますよ。